日本マイクロソフトは国内における「AIエージェント」の活用支援を本格化する姿勢を示しています。「ビルトイン型」「サードパーティー型」「カスタマイズ型」の3種類のエージェントを展開し、ユーザーのニーズに応じて提供する考えです。

　2024年12月に開かれた説明会で、特に興味深いと感じたのは、Web会議ツール「Teams」で音声翻訳するエージェント「Interpreter agent」です。用意されていたデモ動画を見ると、発言者の言葉をリアルタイムかつ違和感のない日本語で訳していて驚きました。

　リモートワークの普及や世界的な多様化の流れの中で、海外の人たちと一緒に働く機会が増えた人もいるでしょう。Interpreter agentを活用することで、よりスムーズなコミュニケーションが可能となるかもしれません。25年上期にパブリックプレビューを予定しているそうなので、今後が楽しみです。（大向琴音）

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日本マイクロソフト、ニーズに合わせたAIエージェントを用意 導入に関する方法論も提供